経緯目的 Motive :
Slip21 用に使用するワイヤレスモジュール XBee のパラメタ例を示す。
I have shown how to set up XBee Configuration for Slip21.

Slip21 用 XBee Configuration XBee Configuration for Slip21 2016-02-06

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パラメタを変更するには,Digi International が提供するソフト X-CTU およびPCと親機 (Coordinator) と通信する USB アダプタが 必要になる。USB アダプタはスイッチサイエンス社とか秋月電子が取り扱っている。私は子機(エンドデバイス)の書き換えに, いちいちワイヤレスモジュールを抜き差しして書き換えなくても済むように子機の基板にヘッダを立てて,秋月電子の FT232RL USB-シリアル変換モジュールを使用している[1]

PAN ID を指定すると,異なる PAN ID からのデータが混信せず同じソフトの Slip21 を複数使用できる。またPAN ID を公開しなければ,暗号ではないけれども,電話番号を公開しないのと同じセキュリティと言える。 したがって PAN ID は0と 0XFFFF 以外の値を使用した方がいい[2]。0x は16進数の接頭子だ。Windows 内蔵電卓の表示をプログラマに変えると,16進数の入力ができる。 X-CTU にいろんな値を書き込んだ後,再読込すれば,状態が確認できる。

パラメタ例 Parameters example

Table.1 End Device parameters
End device parameterValueNote
Function SetAT
PAN IDthe same ID of Coordinator
Destination Address HighDH =13A200
Destination Address LowDL = Coorinator's SL Low Number
Sleep ModeSM= 4Cyclic sleep

ST= 0x1f4

SP= 0x7d0

SN= 3
I/O SettingsD0= 2-ADC

D1= 2-ADC

D2= 2-ADC

D3= 2-ADC

DIO4= 0-Disabled
I/O SamplingIR= 0x47
Table.2 Coordinator parameters
Coordinator parameterValueNote
Function SetAPI
PAN ID0 - 0XFFFFFFFFMax 4294967295
Cyclic Sleep PeriodSP =0xAF0
Number of Cyclic Sleep PeriodSN =384
Sleep ModeSM= 4Cyclic sleep

ST= 0x1f4

SP= 0x7d0

SN= 3
I/O Settings-

D1= 2-ADC

-

-

DIO4= 0-Disabled
I/O SamplingIR= 0x32

エンドデバイス Configuration と X-CTU 画面 End Device Configuration and X-CTU screen

X-CTU
Fig.1 X-CTU screen shot
EndDeviceWrite
Fig.2 Writing End Device on the sensor board

Fig.1 に X-CTU を起動し,Modem Configuration を選択した際の Screen Shot を示す。左上にある Read ボタンをクリック すれば,現状のパラメタが表示される。

ワイヤレス温度センサ上のエンドデバイスを書き換えて,試験していた時の様子を Fig.2 に示す。左側のデバイスは自製の 可変定電圧電源だ。ワイヤレス温度センサ基板に給電する。実際には電池を使用するので,電池でも構わない。右側が秋月電子の FT232RL USB-シリアル変換モジュールをベース基板に搭載した物だ。FT232RL USB-シリアル変換モジュールの駆動電圧を 5Vに設定し,ワイヤレス温度センサは 3V3 で駆動しているから,電源電圧が異なり両者の信号レベルの違いを吸収するため バッファICを使用するが,私は簡易的に抵抗を接続している。

これまで3個のワイヤレスセンサ基板回路を手配線で製作してきた。何台も製作するとなると,プリント基板が有利だ。 プリント基板のパターン設計をするので,プリント基板を実費を案分して頒布したい。Reports 中の「XBee: 秋月変換基板 + C基板による回路製作」に製作案を記載しているので検討して欲しい。



結論 Conclusion

参考 Ref

  1. X-CTU DLの設定と USB アダプタケース加工
  2. XBee: 配線が多くなるCOMポート使用

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