The sun light effects aquarium tank temperature. The XBee measured light power,room temperature and the water temperature.
ワイヤレス温度センサ XBee に別途,ケーブル接続のリモート温度センサを取り付けた。主目的は地温測定である。検出部 ケーシングの形状を検討して水中に浮かべて水温も測れるようにした。試しに観賞魚用水槽の水温を周囲の気温および光強度も 併せて測定したので報告する。測定点数 1683,サンプリング周期 1分である。その間の測定時間は 1.17 日になる。下図は その温度チャートである。M3がリモートセンサである。装置を居室から水槽のある場所まで測定を中断する事なく移動させた。 予想通り,暖房のない場所では気温が急激に下降した。リモートセンサを水槽内に設置すると,温度は急激に上昇し,20℃近く までになった。ヒータの温度設定は15℃以下なので意外であった。本体の気温も上昇した。夜中,気温は5℃近くまで低下したが, 水温はほぼ一定で水温と気温の差が大きくなっている。したがって温度コントローラの作動により水温が一定に保持されていると 見なせる。夕刻,再び水温は15℃を超えている。
水槽の水温に本体に取り付けたホトセルの出力を重ね合わせて,チャートを描くと下図のようになる。チャートのM1がホトセル 出力である。左側の縦軸の単位はVである。西日が短時間ではあるが曇り窓ガラスから差込み,光強度出力がほぼ0Vから 0.4V まで上昇している。この急激な変化と軌を一にして水温も上昇している。水槽容量は 60L あり,これは意外であった。翌日の夕刻も 同じ傾向を示している。前日ほど水温のピークが持続していないのは,太陽光強度が急減しているからだろう。多分,曇ったのであろう。