今回ケーブル長 1.1m の2線式シールド線を用いた温度センサと温度センサを搭載した XBee エンドデバイスの駆動計測回路を 製作しました。Fig.1 はその測定例です。
今回の改訂では従来の MCU/DSO と XBee を同時に記録します。そこで MCU/DSO, XBee と Both の3つの記録ボタンが必要になり, Tbl.1 に示すような8種類の記録形態があります。
Measurements | MCU/DSO | XBee | |
1 | 1 | | |
1 | 1 | ||
2 | 2 | | |
2 | 1 | 1 | Both |
3 | 3 | | |
3 | 2 | 1 | Both |
4 | 4 | | |
4 | 3 | 1 | Both |
Fig.3 は Both ボタンが赤色のオンになっており MCU/DSO と XBee の両方を記録しています。チャートグループ内の M2,M3,M4 がチェックされリアルタイムに描画されています。前回,公開した TDS298 新バージョンで XBee に対応した内容はそのまま Slip21 に継承されていて,設定された値を超えた時 SSL メールを警報として送信します。
Fig.4 は測定取得画面です。
室内において窓際の壁に,秋月電子の H8/3664F ボードを載せた簡単なマザーボードを掛けてあります。 2線式温度センサとインタ フェース回路はダウンロードすると,pdf ファイル形式で公開しています。